みなさんこんにちは。 ベルンです
本日は”FIREまでの道”シリーズ、毎週恒例の米国株運用レポート#3【2021年11月15日~11月22日】を記事にしていきます。
“長期保有前提で購入しており、短期的な株価の上下に惑わされてはいけない”
これが前提条件にはなりますが、
- 毎週チェックすることで米国で何が起きているのか
- 米国で起きた出来事が株価にどう影響しているのか
この2点を意識して記事を書くことで、私にとっても、読者の皆さんにとっても有意義な時間になるのではないかと思っています。
それでは先週の結果からおさらいしていきましょう!

2021年11月15日時点の評価損益一覧表

内容を見ていくと、
合計評価損益額 +1,179,297円
為替 1ドル = 113.85円
- “米国エネルギー・セクターETF(VDE)” の株価が下落しており、エネルギー関連株が不調でした
考えられる背景は、“原油価格の高騰”でしょうね。
- “ヴァンエック・金鉱株ETF”の株価は逆に上昇しており、コモディティ関連が強い傾向にありました
背景としては、“S&P500種指数が伸び悩んでいた為”ではないかと思います。
コモディティ関連とS&P500種指数は逆相関の関係にあるので、このような結果になったと予想されます。
為替は円安の傾向でした!
“前回記事はこちら”


2021年11月22日時点の評価損益一覧表

内容を見ていくと、
合計評価損益額 +1,172,126円 (先週比較 -7,171円)
為替 1ドル = 114.19円
- S&P500は好調で、上昇傾向
- コモディティ関連の金鉱株ETFは下降傾向
- エネルギーセクター/金融セクター ETF はともに下落
エネルギー/金融セクターがずっと不調です、先週ようやく上昇気流に乗ったか!?と思ったのですが今週はまた下がりました。
エネルギー関連株が不調の原因は完全に原油価格高騰でしょうね。
為替は円安基調でした。

(おまけ) 米経済ニュースピックアップ
米原油先物が続落、備蓄放出の可能性
米原油先物が下落しています。欧州での新型コロナウイルス感染拡大を受けて需要を巡る懸念も高まっており、日本は米国からの石油備蓄放出要請を受け、原油価格の高騰抑制に向け協力する用意があること示しました。ただ、日本の法律では備蓄の利用は、供給の制約や自然災害が発生した場合に限られているので、岸田首相がどのような決断を下すのか注目です。
→岸田首相は我を貫くような性格はしていないので、”日本は米国のいいなり”という姿勢が更に強くなっていますね。米国を助けて、米経済が成長してくれれば私とすればそれでいいのですが。なんだか悲しい気持ちになりますね。
欧州での感染拡大を受け、米国でもロックダウンの可能性が台頭!?
欧州では感染再拡大を受けオーストリアが完全ロックダウン(都市封鎖)の再導入
を発表。これを受け隣国ドイツも追随するとの観測が浮上。欧州の動きを受け、感染が再度拡大すれば米国でもロックダウンが導入されるとの懸念が台頭。米国は欧州ほど厳しい措置をとってこなかったが、米国でも感染者数が増加すれば同様の措置がとられるとの懸念は絶えないとの見方です。
→以前の様なコロナショックが繰り返されることはないでしょうが、ロックダウンが経済に与える影響は少なくないでしょう。インターネットを上手く使いこなせている会社はがっぽりでしょうね!
12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の縮小のペースを加速!?
クラリダFRB副議長は、インフレには上振れリスクが存在し、経済は「非常に力強く推移している」とし、12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の縮小(テーパリング)のペース加速を討議することが「極めて適切となる可能性がある」と指摘しました。
ウォラーFRB理事は、持続的な高インフレや堅調な雇用の伸びを踏まえ、FRBはテーパリングのペースを加速させ、予想よりも早期に利上げを実施する用意を整える必要があるとの見解を表明しました。
→FRBとしては、量的緩和の縮小(テーパリング)のペースを加速するという方向で固まっているようです。米国は以前のテーパリングで大混乱した経験を活かしているので、今回はテーパリングが実施されたとしても、事前に予測された事態であり、大きな株価下落は考えにくいと見ています。
